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吉野家ホールディングス(証券コード9816)2013年 株主総会に行ってきました。

 2013年5月29日招集の吉野家ホールディングスの株主総会に行ってきました。

 会場は東京の中野サンプラザです。吉野家ホールディングスのグループ代表は、河村泰貴氏です。40歳前半の若き社長です。グループ会社「はなまる」を立て直した経営手腕に、注目が集まっています。
 しかしながら、ここ数年、吉野家の株価は今ひとつさえません。
 EPS(1株あたり利益)は、配当出すのも、やっとこさの状況です。



 平成23年2月期から平成25年2月期までの連結売上高の推移です。トップラインが、伸び悩みどころか減収傾向です。


  • 売上高=客数×客単価
主力事業、牛丼チェーン吉野家の既存店売上高の昨年対比の推移です。回復傾向にあるものの、既存店ベースでは前年割れが続いています。特に、客数は見事なまでに割っています。その一方で、客単価は上昇傾向です。このデフレ下でも、客単価が回復基調にあるのには、注目したいところです。
そこで、打ち出された価格戦略が、この牛丼並盛280円です。2003年以来のお値段で、これが一時的なプロモーションではなく、常時このお値段です。もちろん、当時と比べて、為替レートが円高であること、アメリカ産牛肉の供給が安定していること、”ともちん”が華原朋美でなく、板野友美であることなど、外部要因に違いがありますが、思い切った施策だと評価できます。主力事業のなかの主力商品で、勝負をかけています。



2013年4月の月次報告です。その結果、見事に客数を回復し、既存店並びに全店で111~114%台のインパクトのある数字となりました。



株主総会のお土産は、お食事券2枚付きの会場入場券です。昼食は牛丼並、玉子、味噌汁のゴールデントライアングルです。


吉野家ホールディングスは、1株だけですが、もう10年近く、株を持たせていただいています。カリスマ、安部修仁氏は、現在会長職で、壇上で河村氏を見守る形でした。質疑応答の最後の方で、質問に答える形で発言されましたが、やはり、安倍氏の発言はしっくりくるなという印象でした。抑えにカリスマ投手を持った、エースの河村氏、これから期待したいです。


吉野家ホールディングス 2014年株主総会にいってきました。 | サイゴンのうさぎ : 

by カエレバ
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