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スターバックスコーヒージャパン 2014年株主総会 にいってきました。

 2014年6月20日招集のスターバックスコーヒージャパン株式会社、定時株主総会にいってきました。

 会場は、東京両国、国技館です。株主出席票に「おみやげ引換券」と「コーヒーサービス クッキー引換券」が付きます。マクドナルドや吉野家など、最近はお土産を廃止する会社が多いなか、お土産総会として、確固たる自信が伺えます。
 株価はここ数年好調です。もうかれこれ、10年近く株を持たせて頂いていますが、最高値近辺になります。
 背景は、売上高が過去最高記録を更新中です。新規出店や既存店売上高で、前期比7.8%増となっています。

 プレスリリース 売上高・利益において過去最高を更新-平成26年3月期の業績を発表- | スターバックス コーヒー ジャパン : 


それにともない、経常利益、当期利益も上昇中です。質疑は人事制度や雇用について、ブルーボトルコーヒーへの対応などがありました。最近はフラペチーノや清川あさみデザインの限定スターバックスカードなど、話題になる商品があります。モバイルへの対応を含め、今後、チャンスが拡がります。マーケティング担当の堀江さんによると、SNSでの拡散が予想以上に大きいとのことです。

業績・財務ハイライト | スターバックス コーヒー ジャパン : 


 鋭いなと思った質問は、「取締役及び監査役の報酬等の総額」で、取締役1名の報酬が2億2千万円あります。しれっと記載していますが、業績連動報酬です。ストックオプションの類ではありません。これは平成18年の株主総会で決議されました。記録にはありますが、記憶にはありません。多分拍手はしています。

業績連動報酬は、年間業績連動報酬と長期業績報酬で構成されております。
年間業績連動報酬は、当該取締役の年間の確定額金銭報酬の40%を基準とし、取締役会において、毎年決定される年間財務目標の達成率及び当該取締役の個人業績に応じて毎年増減されるものとします。
長期業績報酬は、取締役会において毎年決定される今後3年間の財務目標に対し、各事業年度の税引後利益が超過した場合、超過額の5%とし、3年経過時から毎年、過去3年間の年間超過額の合計金額を支払うものとします。
ただし、年間超過額の上限は、長期財務目標において、定められた当該年間目標の30%とします。

ここ数年業績好調なので、確変しているような感じです。”報酬に見合った業績をあげられるように...”ということでした。ただ、スターバックスは見た目の派手さとはうらはらに、業績が上向いたのはここ数年のことです。2000年代の中盤くらいまで、厳しい状況が続きました。古参の役員の方には、報いても良いのかなと思います。
第1号議案です。株主にもそれなりに還元されています。配当は1株に付き普通配当10円、1000店達成ということで、記念配当5円の計15円になりました。思えば、初配当は1単元で100円いくかいかないかでした。総会で「郵便代がもったいないのでは?」という発言もありましたが、そのときからすると成長しました。


途中、壇上に詰め寄る株主の方がいらして、議長の解任動議が提出されましたが、満場一致の拍手のなか否決されました。議場からの退出を命じられ、これも満場一致の拍手なか、ご退場されました。スターバックスの株主総会は、不思議と天気に恵まれます。国技館の升席で相撲取りをみていると、夏が来るなと感じます。



by カエレバ
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