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KDP EPUBエディタ Sigilの使い方。


Kindle電子本は、EPUBエディタで作成します。縦書き本やルビ入りを作るのであれば、EPUB3に対応したエディタを検討します。私は横書き本を作るので、Sigilを選択しました。その使い方です。

メタデータ

メタデータを編集します。このデータを入力しておかないと、コンパイルするときエラーがでます。
  • 「ツール」→「Meta Data Editor」を開きます。
  • 「タイトル」に、本のタイトルを入力します。
  • 「著者」に、名前を入力します。


表紙

  • 表紙画像は750x590ピクセルにします。KDPにアップロードする表紙画像とは別です。
  • ファイル名は「cover.jpg」もしくは「Cover.jpg」にします。
  • 表紙画像を挿入します。
imagesフォルダの中にあるcover.jpgの「セマンティクス」を、「表紙の画像(Cover)」に変更します。

ページ

EPUBのレイアウトの特徴として、リフロー(再流し込み)があります。Webサイト構築のようなイメージです。Kindleアプリで見たときに、章や節ごとにページを作ると、改ページされた状態で表示され、上手くまとまります。
  • 「編集」→「Split At Cursor」
もしくは、「Text」フォルダを右クリックして、「add Blank HTML File」で挿入します。

目次

「見出し」の h1~h6が、目次になります。チャプター(章)タイトルをh1~h6にします。
  • 「ツール」→「Table Of Contents」→「Generate Table Of Contents」
  • 「ツール」→「Table Of Contents」→「Create HTML Table Of Contents」
  • 「TOC.html」が作成され、「Table of Contents」に目次ページが表示されます。
サイズはタブレットの画面で確認します。Kindleアプリでの見栄えです。上から、h1、h2、h3、h4、h5、h6になります。章の見出しはh2を使い、節の見出しはh3が見やすいと思います。


画像挿入やリンク付けなどは、HTMLエディタとほぼ同じです。MOBIへの変換が適切に行われているかを、作業ごとのバージョンをファイル保存して、チェックします。
by カエレバ
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