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XPERIA X10 ありがとう。Android 2.1→1.6にする。

XPERIA X10 SO-01Bは、今まで使った携帯電話、いやデジモノのなかでも、思い出深い端末になりそうです。この端末は、Androidとは何かということを教えてくれました。XPERIA X10の当時の思い出とともに振り返ってみたいと思います。最後はAndroid 1.6です。すべてはここから始まったといえます。

環境

  • PC:Windows7 64bit SP1
  • 端末:XPERIA X10 Android 2.1

準備物

  • 「loader.sin」
  • 「FILE_277298674_1270622078000_1269331994000_277298672_16722294_INFILE_LONGTERM」
  • 「FILE_277300383_1269420847000_1269420847000_277300377_114132869_INFILE_LONGTERM」
  • 「Flashtoolv0.9.9.0」
Android 1.6 Donutに戻します。この作業はかなり難関でした。というのも、当時はftfファイルでFlashすることは、あまり一般的ではなかったうえに、わずかに流通していたftfファイルがネット上で絶滅状態で、手に入りにくいからです。そこで参考にさせていただいたのが下記ブログ様です。

XperiaにおけるAndroidアプリ考察|【Xperia】1.6へのバージョンダウン

XDA Developers|Xperia X10 Official ROMS/Firmwares

Androxyde|Flashtool v0.9.9.0
http://androxyde.github.com/

上記リンク切れの場合、私がアーカイブしたファイルです。
https://www.dropbox.com/sh/9keslkgyzkkkmod/0Mc5Dp4KQV

手順

上記ブログ様からいただいた「loader.sin」と、XDAからUK版ファーム、SE_x10.rarを解凍した「FILE_277298674_1270622078000_1269331994000_277298672_16722294_INFILE_LONGTERM」「FILE_277300383_1269420847000_1269420847000_277300377_114132869_INFILE_LONGTERM」の3ファイルを任意のフォルダに入れます。
Flashtoolv0.9.9.0を起動し、「Tools」→「Decrypt Files」を開きます。
「Souece folder」ファイル保存した任意のフォルダを選択→「Files」から「Files to convert」へ移動します。→「OK」Decryptが始まります。
Decryptが終了すると、「Folder list」から「Firmware content」へファイル移動します。
  • 「Device」はXPERIA X10と入れました。
  • 「Version」は1.6
  • 「Branding」rarファイルの名称のSE_x10と入れました。
「OK」でftfファイルが生成されます。
Flashtoolの「firmwares」フォルダ内に「XPERIA X10_1.6_SE_x10」というftfファイルが出来ます。
これをFlashします。「イナズママーク」→「Select a Firmware」はXPERIA X10_1.6_SE_x10を選択→「File」はすべて→「Wipe」にチェックを入れ「OK」
「設定」→「アプリケーション」→「開発」→「USBデバック」にチェックを入れます。電源を落とし、「戻るボタン」を押しながら、PCと端末をUSBでつなぎます。Flash終了後、シャットダウンできない場合は、バッテリーパックを外して、再起動させます。

Android 1.6 Donut

UK版ですが、無事、Android 1.6 Donutになりました。わずか2年程前ですが、懐かしいを通りすぎて、Androidの歴史を感じます。
このバージョンはSIMカードを入れないと、ホーム画面に行けません。そこで登場した神アプリがwosimでした。これはSIMカードを挿していなくも起動でき、端末をWi-Fi運用などで使う場合、必須のアプリでした。

Tech a go go|wosim

また、当時はSPモードメールはなかったので、IMoNiにもお世話になりました。「iモードメールは使えないですよ~」と真顔でドコモショップの方に言われた時から、戦いの火蓋が切られた感じでした。

egg|IMoNi
Android 1.6 Donutはロック画面が斜めスライドなのが印象的です。
こんな日が来るだろうと、取っておいた当時の箱に入れて、アーカイブです。

2012年のソニーのスマートフォンは、往年のPerformaシリーズを乱発していた頃のAppleそっくりです。その象徴、XPERIA Tablet Sは、このタブレットブームのなかでも話題にもならないうえに、不具合出してドック入りです。一方、ドコモは「iPhone出さないの?」なんて言われいる間は、まだ良かったのですが、ガラスマと揶揄される世界でも珍しいスマートフォンを開発してしまいました。そうしたなかで、ヒカル存在がこのXPERIA X10だったと思います。ペリアなら許せるし、また、この絶妙なデザインにソニエリ最後の光を見た気がします。今までソニエリ端末を好んで使っていましたが、これが最後の端末になるかもしれないと思うと、涙が止まりません。

さようならソニエリ、ありがとうXPERIA X10、そして、ハローNexus!

サイゴンのうさぎ|XPERIA X10 ありがとう。ThGo2→Android 2.3.3にする。

サイゴンのうさぎ|XPERIA X10 ありがとう。Android 2.3→2.1にする。
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